こんにちは。唐辛子の伝道師・伊藤です。
さて、突然ですが唐辛子には多少なりとも「味」があります。もちろん品種ごとに違う味を楽しむこともできるわけですが、場合によってはおいしい料理の妨げになってしまうこともある。
料理の味を変えることなく、損なうことなく辛味だけをプラスしたい。しかも激辛を! そんな方にご紹介したいのが、今回紹介する「ブート・ジョロキア」です。
唐辛子そのものだけでなく、激辛おつまみもご紹介しますのでお楽しみに!
ブート・ジョロキアを使った激辛調味料+おつまみのご紹介
ブート・ジョロキアを使った商品を4つほどご紹介します。お試しの少量のものから、リピーターさんや業者さん向けの業務用までありますので、ぜひご覧ください!
商品の紹介
粉末の唐辛子はおそば、うどん、とん汁、みそラーメンなどの汁ものや、焼き鳥、イカ焼きなどのおつまみ的なものにお勧めです。持ち歩いて「マイ・ジョロキア」なんてのもいいかもしれませんね!
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商品の紹介
サッカーでよく耳にするサドンデスというのは「突然死」を意味します。というわけで、こちらのサドンデスソースはめちゃくちゃ辛い! スコヴィル値は10万ほど。いろんな料理に使えます♪
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サドンデスソース(150ml)ジョロキア&ハバネロ使用 12本入り【ブレアーズ】
商品の紹介
アフターデスソースのスコヴィル値は5万ほど。サドンデスソースと比較すると半分ということになりますが、それでも辛いことには違いありません。「ちょっとだけ辛くないソースを…」という方は、まずこちらを試してみてはいかがでしょうか?
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アフターデスソース(150ml)12本入り ハバネロ&ジョロキア使用【ブレアーズ】
商品の紹介
テング ビーフステーキジャーキーサドンデスソースは、おなじみのビーフジャーキーをサドンデスソースで激辛仕様にしたもの。まぁ端的に言うとめっちゃうまいです! 晩酌のお供にぜひどうぞ!
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テング ビーフステーキジャーキー サドンデスソース (ジョロキア・ハバネロ) 激辛 80g x 12袋
テング ビーフステーキジャーキー サドンデスソース (ジョロキア・ハバネロ) 激辛 80g x 24袋
ブート・ジョロキアってどんな唐辛子?
激辛唐辛子好きには広く知られているブート・ジョロキアですが、簡単に本品のご紹介をしようと思います。
原産国はインドおよびバングラディッシュ。主に北インドで用いられるアッサム語で「チベットの唐辛子」を意味します。幽霊を意味する「Bhut」が同じスペルであることから、英語圏では「ゴースト・チリ」なんて呼ばれたりもしますね。ほかにも、「ナーガ・ジェロキア」、「コブラ・チリ」なんて呼称もあります。
日本でよく目にする細長い唐辛子とは違い、ピーマンに似た形をしています。ちょっとしわしわしていますが 笑
2007年、世界一辛い唐辛子としてギネス王者に君臨していたハバネロを抜き、見事ギネスに認定されます。その後2011年にトリニダード・スコーピオンに王座を譲るまでの約4年間、世界一の称号を手にしていました。
ブート・ジョロキアの辛さは?
辛さの度合いを測るスコヴィル値は、圧巻の100万スコヴィル。これはハバネロの倍以上の辛さということになります。そのまま口に入れようものなら、辛いどころか痛い。火を吹けそうな気さえする感覚を味わうことができるでしょう。ちなみにお勧めはしません!
ブート・ジョロキアを食べた人の食道に穴が!
時は2016年、場所はサンフランシスコ。ひとりの男性がブート・ジョロキアの餌食になった事件をご紹介します。
ジョロキアを使用したピューレソースをハンバーガーに塗り、どれだけ食べられるかを競うコンテストが開かれました…なんと無謀なことを。
チャレンジャーのひとりである47歳の男性は、食べた後に激しい痛みを訴え、嘔吐。最寄りの病院に緊急搬送されたとのことです。検査の結果、なんと食道の周囲に空気が認められました。つまり、食道に穴が空いていたわけですね ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
決して真似しないように!
爆弾として使用されるブート・ジョロキア
インドの国防研究開発省(DRDO)が、催涙ガスに代わるものとして、ブート・ジョロキアを使用しているという話。実は唐辛子成分の催涙ガス類は以前からあったのですが、スコヴィル値100万超えの唐辛子を使用することで、その威力を格段に引き上げることになりました。
ジョロキアがギネス認定されたのが2007年で、こちらの発表が2009年。少し古い情報ではありますが、当時は「世界一辛い唐辛子を爆弾に!」ということだったのでしょう。
もう少し詳しく知りたい方はこちら
【ブート・ジョロキア】唐辛子、爆弾になる
まとめ
いかがでしたでしょうか?
激辛は大好きだけれど、料理の味が変わっちゃうのは…という方は、ぜひブート・ジョロキアを試してみてください!
ではまた。