こんにちは。唐辛子の伝道師・伊藤です。
今日は「死神」の裏話。あ、ホラーではなく唐辛子のことです。
「死神」というのは、弊社で販売している激辛一味唐辛子の名前です。世界一辛い「キャロライナ・リーパー」という唐辛子を使用しています。
商売をしている方ならば「赤べこ」のように首肯してくださることと思いますが、自社の商品には我が子のような愛着が沸くものです。
商品名を付けるということは、子に名を授けるのと同義。私も「死神」という商品名を考えたときは、世の中のお母さん方よろしく、幾晩にもわたり何百という名前を頭に浮かべたものでした。
キャロライナ・リーパーの一味唐辛子「死神」は白鷹ソースの「登録商標」です
ジャーン!!
見たことない人もいるのではないでしょうか? こちらが商品の商標登録証です。手元に届いたときはジーンと胸が熱くなったことを今でも覚えています。
さて、自分で言うのもアレですが、「死神」は売り切れ続出の人気商品。世界一辛い唐辛子「キャロライナ・リーパー」を使用した、激辛マニアにはたまらないひと品です。
キャロライナ・リーパーを使った一味唐辛子をなぜ「死神」と名付けたのか。これには海より深い理由があります。
以下は抜粋…とは言っても、前に私が書いたブログからですが。
❝「キャロライナ・リーパー」。ちょっとかっこいい名前だと思いませんか? 興味のある事柄の由来や起源というものは、何となく知りたくなってしまうものですね。ということで、その名の由来をご紹介します。
まず「キャロライナ(Carolina)」は、「サウスカロライナ(South Carolina)」で開発されたからです。カロライナ=キャロライナという訳ですね。意外と単純です。
次に「リーパー(Reaper)」。これは「死神」を意味します。死神は概念的に「Death」と表すこともありますが、タロットカードなどに描かれる大鎌を持ったガイコツ君は「リーパー」の方です。
つまり、「キャロライナ・リーパー=カロライナの死神」という訳ですね。❞
キャロライナ・リーパーを使った一味唐辛子の名を「死神」でなく何と名付けましょうか? 冒頭で「幾晩にもわたり何百という名前を頭に浮かべた…」と言いました。「名前の由来は海よりも深い…」とも言いました。アレは嘘です。コレしかない!という感じでしたね!
興味のある方はぜひ一度試しててみてください! 正真正銘キャロライナ・リーパーの一味唐辛子「死神」を!
…という訳で商標まで取ったわけですが、どうやら似た名前の品もあるみたいですね。世の中は世知辛い。唐辛子だけに…。
しばらくの間は見て見ぬふりをしてきましたが、この場を借りて該当者に勧告しておきましょう。
そのうち差止請求しますよ!
もしこの記事を見てくださったなら、どうか良識のあるご対応をお願いいたします。
ゆくゆくは激辛「死神カレー」や「死神餃子」、「死神あられ」の販売も?
さて、登録商標には類似群コードというものがあります。画像にある「第29類」や「第30類」に続いて書かれているのがソレですね。ここに記載されているジャンルの商品に対し、同じ名前の品が世に出ることはありません。
つまり「死神」という名前を使った
豆、カレー・シチュー又はスープのもと、お茶漬けのり、ふりかけ、なめ物、茶、菓子、パン、サンドイッチ、中華まんじゅう、ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、ミートパイ、調味料、香辛料、殻物の加工品、ぎょうざ、しゅうまい、すし、たこ焼き、弁当、ラビオリ、調理済み麺類、調理済みラーメン、パスタソース
は、白鷹ソース以外では世に出せないということです!…のはずなんですけどね。
商標を取った際に、「死神カレー」や「死神餃子」、「死神あられ」なんかがあったら面白いなぁ…。なんてことを考えて、ついつい類似郡コードを余計に取得してしまったのでした。
まだ実現できていませんが、いずれは「死神ブーム」を巻き起こす気マンマンです! 皆さまお楽しみに!